大阪・関西万博にて、メタルがアートになる瞬間を支える

―ハシグチリンタロウ氏によるミューラルアートに、当社の技術が採用されましたー

2025年4月13日より開幕した大阪・関西万博(会場:大阪・夢洲)において、
現代アート作品の制作に当社が関わらせて頂きました。

本プロジェクトは、Gallery NAO MASAKIによる企画のもと、
アーティスト・ハシグチリンタロウ氏が手がけた大型ミューラルアート作品です。
この作品は、「調和の広場」ゾーン内のテナントスペース壁面に展示されています。

本作品は、大型の壁面に展開される印象的なアートピースであり、アルミ樹脂複合版を用いた金属の質感表現が大きな特徴となっております。

当社は、その表現を形にするために、以下のような技術面でのサポートを行いました。
下地フレームの設計・製作、およびMetalSurface技術を用いた亜鉛鋳肌仕上げのアルミ樹脂複合板の加工・現地取付を担当しました。


このような公共性の高いプロジェクトに関わらせて頂いたことは、当社にとって大変光栄なことであり、技術面だけではなく、柔軟な対応力を含めて評価頂いた結果と、ありがたく受けとめております。

何よりも、この貴重な機会をともに創り上げて下さったGallery NAO MASAKI、全ての関係者の皆さま、そして作品の世界観を丁寧に伝えて下さったハシグチリンタロウ氏には深く感謝申し上げます。


本プロジェクトは、建築や工業分野にとどまらない、「表現としての金属加工」への新たな挑戦でもありました。
アーティストと職人が対話を重ねることで、金属素材に繊細な表情を宿すことができたことは、私たちにとっても大きな学びとなりました。


今後も、アートと技術の架け橋として、素材の可能性を広げていけるように尽力してまいります。
引き続きのご支援。ご指導のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
密接に連携し、美術作品に求められる繊細な表情や質感を金属を使って実現しました。
今後も当社は、アートと技術の融合を通じて、新しい可能性を切り拓いてまいります。
改めまして、関係者の皆さまのご支援に感謝し、今後ともご協力を賜りますようお願い申し上げます。

アーティスト|ハシグチリンタロウ《anima harmonizer》全長22m・高さ3.6m
主催|大阪関西国際芸術祭実行委員会
協賛|株式会社アイチ金属
施工|株式会社アイチ金属、株式会社杉岡工務店
協力企画|Gallery NAO MASAKI

リンク元

大阪・関西万博公式サイト

大阪関西国際芸術祭 2025

ハシグチリンタロウ Instagram

https://www.naomasaki.jp/current-exhibition

正木 なお (@nao.masaki) • Instagram photos and videos