Research & Development
研究開発アイチ金属が保有するさまざまな技術機器についてご紹介しています
Purpose
目的新しい素材を開発するとか、新しい薬剤を作り出すとか、そういった高度なことを目的としているわけではないのです。ただ、より信頼性の高い技術が我々の知らないところにないのか、そしてそれを発見した時にどのように使えるのか、より安全性の高い加工技術や機器はないのか、それはどのように応用できるのかということを実践したいのです。我々の考える社会的責任とはまず安全性、そして信頼性です。そこに、人の心を動かす新しい表現を載せるために私たちの研究開発は存在しています。
Research Areas
研究項目-
塗装技術の研究
塗装は最終仕上げの総括である一方、その品質次第で構造体への評価が一変しうる要素です。単純な塗装剥がれの防御はもとより、金属処理による仕上がりの美しさと表現の多様さを担保できる塗装技術の醸成を目指しています。
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溶接技術の研究
単純にメタルとメタルをつなぐ技術の研鑽だけでなく、見た目の自然さや溶接跡の処理によって、強度も表現力も格段にあがります。木工や美術的技術にいたるまで、あらゆる分野を横断しながら多彩な溶接面の充実を追求しています。
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加飾技術の研究
メタルには表情があります。ヘアラインやリン酸処理といったポピュラーなものから、未だ知り得ない表情に至るまで多彩です。金属が持つ加飾の可能性を最大化するために、物理的、化学的、双方のアプローチに挑んでいます。
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新技術の開発
金属種類は、世界中で増え続けています。合金の領域にまで視野を広げれば、我々には把握しきれないほどの種類があります。もちろん我々が日常的に使用しないものばかりですが、未知の素材には未知の技術のヒントがあるのです。
Team
チーム現在、研究開発チームは、弊社代表の山田を筆頭に3名の人員で研究を続けています。2021年には、大手製材メーカーを定年退職した研究実績も豊富な人材を顧問に迎え入れ、金属特性に対する知見を高めることができました。これらは加飾技術の研鑽につながっています。 我々の日常的な加工アプローチでは、様々な課題点が常に発見されます。たとえば、溶接面の後処理をどのようにするのか、未然に防ぐ方法はないのか、素材からのアプローチはないのかといったこと。また、VeroMetalをはじめ、社会に次々に登場する新しい素材や技術をいち早く導入し、既存オーダーに転用することが可能か否か、通常工程に負荷をかけずに社内導入する方法はなにか、保証体制や法的課題はなにかといった、細部に至る構築にまで、私たちの役割は膨大です。 こうした一つ一つの品質向上、表現力向上に取り組むのが、アイチ金属の研究開発チームのミッションです。他社との共同研究についてもオーダー次第では積極的に取り組んでおります。